認知症を患っていて、行方不明となっている鳥取県米子市の荒川泰子さん。帰りを待つ夫が情報提供を呼びかけていますが、認知症の行方不明者をめぐっては、身元の確認ができないまま自治体に保護されている場合もあります。過去には7年の時を経て見つかったというケースもあるんです。

妻・泰子さんが行方不明 荒川勉さん
「昨日までいた人間が急にいなくなって、もう…胸が張り裂けそうです」

米子市に住む荒川勉(64)さん。

8月8日、朝起きると、隣で寝ていたはずの妻・泰子(59)さんの姿がなく、それ以降、行方がわからないままです。

泰子さんは5年ほど前、物の名前や意味が分からなくなる「意味性認知症」と診断されました。

行方不明になった当日、米子市から安来市方面へ向かう泰子さんとみられる人が防犯カメラに写っていましたが、その後、発見には至っていません。

泰子さんの失踪から、すでに2か月が経ちました。

10月2日には、荒川さんのSNSアカウントに、関東に住んでいるという人から埼玉県入間市のスーパー付近で、泰子さんらしき人を目撃したとの情報が寄せられています。

妻・泰子さんが行方不明 荒川勉さん
「埼玉県入間市に、マミーマート金子店というスーパーがございます。これが、実際のマミーマート金子店。こちら、歩道があると思うのですが、この歩道を泰子がとぼとぼとぼとぼ、こちらへ向かって歩いていたそうです」

鳥取県警によりますと、一刻も早く泰子さんが見つかるよう、埼玉県警など、各都道府県の警察本部に情報共有をしているということです。

妻・泰子さんが行方不明 荒川勉さん
「もしこれが泰子であれば生きているということなので、どんな形であれ生きていれば本当に嬉しいです」

こうした中、認知症の行方不明者をめぐっては、思いもよらないケースも全国で存在します。