琉球王朝の時代から県民に親しまれてきたニワトリの品種『チャーン』の鳴き声を、子ども達が審査するコンテストがうるま市で開かれました。

10月15日に開かれたコンテストには、うるま市内外の愛好家が飼育している31羽のチャーンが出展され、美しい鳴き声を披露しました。

今回は、チャーンの魅力を次の世代に受け継いでいこうと、初めて子ども達が審査に加わり、鳴き声の長さや声質、鳴き方などを聞き分けて、大人の専門家が選んだ1位のチャーンを当てるコンテストに挑戦しました。

チャーン保存委員会事務局 古謝義和さん
「子どもたちはチャーンというのも分からなくて、道で聞いても『この声は何?』としか思っていないので、きょうは、チャーンという鳥の形態を知ってもらうだけでも良かったなと思う」

審査の結果、糸満市の照屋榮吉さんが出展した『銀笹(ぎんざさ)』が最高賞のうるま市長賞に輝きました。