性暴力の被害の現状を理解し、被害者支援に必要な知識を学ぶことのできる勉強会が、15日、富山市で開かれました。

この勉強会は、性被害にあった人の心身の負担を軽減し寄り添える人材を養成しようと富山県が企画し、初めて開いたものです。1回目の15日は、「性暴力被害ワンストップ支援センターとやま」の木村なぎセンター長が講師となって、オンラインを含めて40人の受講者に、被害者がどのような悩みを抱えどのような解決方法が考えられるかなどといったことを説明しました。木村さんによりますと、2022年度に富山県内で性暴力被害の相談件数は726件あり、「1人でも多くの人を救い性暴力のない社会を作っていきたい」と話しています。
勉強会は全部で5回行われ、受講者は支援センターの電話相談員として活動できます。