今月11日から行われている「全国地域安全運動」に伴い、きょう(13日)、東京・丸の内で防犯イベントが行われました。俳優の青島心さんが警視庁丸の内署の一日署長を務め、特殊詐欺の被害防止を呼びかけました。

俳優 青島 心 さん
「日頃生活していく中で、守れることはしっかり自分自身で守っていきたい」

少林寺拳法の黒帯を取得しているという俳優の青島心さん(24)。きょう午後、東京・丸の内の商業施設で行われた防犯イベントで警視庁丸の内署の一日署長を務め、特殊詐欺の被害防止を呼びかけました。

イベントには警察官などおよそ80人が参加し、“防犯コント”などを通じて特殊詐欺の手口や犯罪対策をわかりやすく学びました。

警視庁によりますと、今年都内で確認された特殊詐欺の被害件数は先月まででおよそ2000件で、去年の同時期と比べ300件ほど減少している一方、被害額はおよそ57億円と、10億円ほど増えているということです。

警視庁丸の内署の大月正司署長は「皆様ひとりひとりの防犯意識を高めて頂くことが重要です」と話しました。