全国各地で発がん性などが指摘されている高濃度の有機フッ素化合物=PFASが検出されている問題を受け、静岡市は10月13日、年内中に市の研究所を整え、継続的に調査を実施していく方針を発表しました。

静岡市は、10月10日、11日に市内を流れる安倍川・巴川・浜川・丸子川・興津川の5つの河川と、水路の計6地点で水質調査を実施し、採取した水を外部の研究施設へ運び、詳しく検査をしています。

調査結果の公表には約1か月程度かかる予定で、市は今後、継続的な調査を実施していくために、市の環境保健研究所を整備しているということです。

また、河川調査だけではなく、土壌調査など、調査範囲の拡大も検討しているということです。