2025年12月、静岡県三島市の工場で従業員15人をナイフで刺すなどして、殺人未遂の疑いで逮捕された男が、別の従業員に対する殺人未遂容疑で2026年2月4日に再逮捕されました。男の逮捕は今回で3回目です。また男が工場でまいた液体は「塩素系漂白剤」と分かりました。

殺人未遂の疑いで再逮捕されたのは、工場の元従業員で三島市に住む無職の男(38)です。警察によりますと、男は12月26日午後4時半頃、三島市にある横浜ゴム三島工場で男性従業員(45)の背中をナイフで刺して殺害しようとした疑いが持たれています。

この事件では、現場の工場で20代から50代の従業員15人がナイフで切り付けられたり、液体をまかれたりしてけがをし、15人のうち6人が重傷を負い2人が今も入院中です。

また警察の調べで、男がまいた液体は、次亜塩素酸ナトリウムを主成分とする「塩素系漂白剤」と判明しました。

男はこれまでに、28歳と44歳の従業員を殺害しようとした疑いで逮捕・送検されていて、今回で3回目の逮捕となります。

警察は、男が事前にナイフや塩素系漂白剤を準備していたことから、計画性をもって犯行に及んだとみています。警察はそのほかの被害者をけがさせた容疑についても、順次、立件する方針です。