原案の高校や地元は、すでに町おこしムードに

その白山高校では、学校中にポスターが貼られていて在校生たちにとっても、ドラマ放映は楽しみなようで…

(在校生)
「もしかしてドラマがやるんじゃね?みたいな会話がありまして、バカにされていた高校が甲子園に行くという、とてもうれしいことです」

地元ではすでにドラマをきっかけに、町おこしのムードが高まっていました。
原案本にも登場した町の衣料品店では。

(中道陸平記者)
「ご覧ください、日曜劇場「下剋上球児」をモチーフにした黒板です」

8月に行われたドラマの撮影にエキストラで参加したという店主の園さん。

(やまちょう・園佳人)
「お客さんと一緒に甲子園に行くまで、ゴールは分かっているけど応援する」

さらに学校前にある弁当屋「ぶんてん」。中では社長の鈴木さんと幼馴染の竹田さんが、ドラマに関連したイベントやグッズ展開について話し合っていました。

(白山高校 地域応援団 竹田悠人さん)
「白山町を全国の皆さんに知ってもらう。こんなチャンスは二度とない。白山高校地域応援団という団体をドラマが情報解禁したタイミングで(つくった)」

また社長の鈴木さんのアイディアは、「下剋上」とプリントされた海苔を乗せた
「下剋上弁当」を販売する予定だそう。

(白山高校 地域応援団 竹田悠人さん)
「ドラマが終わったら終わってしまうのではなく、その後も継続して地域が高校を応援することで、高校と地域が一体となって盛り上がっていこう」

地域もドラマも期待に膨らむ日曜劇場、ご期待ください!

(鈴木さん)
「日曜の夜は『下剋上球児』」