秋晴れの日に見られる、昆虫のニュースです。海を越え長距離を移動することから「旅するチョウ」といわれるアサギマダラが、岡山県瀬戸内市にやってきました。貴重な姿を見ようと多くの人が訪れています。

(千神彩花キャスター)
「青緑色の羽が特徴の、アサギマダラ。今飛んでいて、舞っている姿が可愛いです」

1000キロ以上移動することから、「旅するチョウ」と言われるアサギマダラです。

今年も10月上旬ごろから瀬戸内市の大雄山にやってきました。

アサギマダラは、秋の七草の一つ「フジバカマ」の甘い蜜を目当てに飛んできます。

穏やかな秋晴れの天気に多く見られ、1か月で1000匹以上が飛来すると言います。

(アサギマダラを見に来た人)
「シーズンになったらね。よく撮りに来ます。もの凄く気持ち良く飛んでいるからね。それが好きですね。」

「おー来た来た。」

「1000キロ以上飛んでいくっていうのが夢があるでしょ。やっぱり、そこですわ。アサギマダラの来るころは、アサギマダラのとりこになっています。」

訪れる人を魅了するアサギマダラは、さらに南に移動するまでの、10月いっぱい見られそうだということです。