民事再生手続き中の佐藤長が運営している青森県内のスーパーマーケット「さとちょう」24店舗全てが10月20日に閉店することが明らかになりました。
13日、弘前市松森町にある「さとちょう」の店舗には10月20日の午後3時をもって閉店することを知らせる貼り紙がありました。1978年に1号店が開業した地域密着型スーパーマーケット「さとちょう」は45年の歴史に幕を下ろすことになります。
民事再生手続き中の運営会社「佐藤長」は9月、福岡県にある「トライアルホールディングス」のグループ会社2社と事業の譲渡契約を締結しました。これにより現在運営している「さとちょう」24店舗のうち18店舗が10月23日に引き継がれ、従業員約800人も雇用が継続されます。
「佐藤長」によりますと閉店後は商品の入れ替えに入りますが「トライアル」傘下でのオープンの時期は調整中です。また、譲渡先が決まっていない6店舗は引き続き別のスポンサー候補と交渉しているということです。













