愛媛県松山市で市民の移動手段であり、市のシンボルでもある伊予鉄道の市内電車ですが、新型車両との入れ替えで旧型の廃車が進んでいます。
もしかしたら、今後、見られなくなるかもしれない、旧型車両の魅力を取材しました。
松山市の中心部を走り、日常の景色としても溶け込んでいる市内電車。
伊予鉄道によりますと、旧型車両は老朽化などを理由に役目を終え、現役車両38両のうち16両にまで減ってしまいました。
そして、2023年に新たに廃車が決まった2つの車両が、1951年デビューの52号と、1962年にデビューした69号です。これまで60年以上、走り続けてきました。
取材では、69号の車内を案内してもらいました。
(豊福リポーター)
「入った瞬間木の香りがして、このレトロな雰囲気。なんだかやっぱり落ち着きますよね」
(伊予鉄道株式会社車両部・竹内俊樹さん)
「そうですね。床のほうもみてもらうと、木で貼られた床になっていて、最近新型車両5000型が導入されてはいるけれども、それとはまったく違った雰囲気を楽しんでもらえるかと思う。実際に乗ってもらうと、新型車両とは違った音ですね。コンプレッサーでいいますと、『ドドドドドド』そういった音とか」
(豊福リポーター)
「下から突き上げてくる感じ」
(竹内さん)
「そういったところが好きと言う方もいる」
大切にメンテナンスされながら走り続ける旧型車両、2017年以降2台ずつ、新型と入れ替わっているものの全て無くなる予定はないということです。
(竹内さん)
「引き続き愛される(旧型)車両として、安全安心に乗車してもらえるように努めたい」
今回役目を終える2両は、10月14日に古町駅で運転体験などのイベントが催され、参加者が最後の乗車を楽しむということです。
注目の記事
夏休み明けに不登校になった息子「なんで生きてるんだろう」問われハッとした母「どうにかして学校に行かせようとしていた」 新学期の登校に不安…悩む親子へ「学校が全てじゃない」

阿部寛さんから、余命宣告を受けた夫“ヒロシ”に届いたハガキ…大ファンだった夫は「今も近くでVIVANTを観ていると思います」

高専女子学生殺害事件から20年「なぜ娘は殺されたのか…」今も消えることのない母親の思いと娘にかけたいことば

愛犬を飼えなくなったら? 24時間 手厚くケア 認知症や介護が必要な犬たちが穏やかな余生を過ごす <老犬ホーム物語>前編

謎の交通標識「緑色の丸」…激レア教習所でも習わない正体は?100年受け継がれる超アナログな"衝突防止"ルール

「紘彬の救助を諦め、倫彬と紗彬の救助を選んだ。あの日の選択を私は自分で許すことができない」母が作った詩【3児死亡飲酒事故から20年・後編】









