カップ戦の決勝に駒を進め、初のタイトルに王手をかけたサッカー・アルビレディース。決勝で相まみえる新潟、広島の選手が12日、共同会見を開き、8月に加入した川澄 選手が意気込みを語りました。
アルビレディースの選手は午前中、時折笑顔を見せながらシュート練習やミニゲームなど1時間ほど練習を行いました。

アルビは今月1日、WEリーグカップ グループステージ第5節で神戸と対戦。川澄選手のクロスに合わせた道上 選手のゴールで勝利し決勝へと駒を進めました。勝てば初のタイトルとなるアルビレディース。

12日、会見に出席したのは「新潟にタイトルをもたらす」と8月に入団した川澄奈穂美 選手です。

【川澄奈穂美 選手】「チャンスがこんなに早くめぐってくるとはタイトルをとるチャンスがあるというだけであって、それをしっかりものにするかどうかは14日の戦い次第」

対するサンフレッチェ広島レジーナにはかつて日本代表や同じチームで一緒にプレーした近賀ゆかり 選手がいます。

【川澄奈穂美 選手】「こんなに心強い選手はいないなと思って一緒にやっていたし、その選手が相手チームになってどれだけ手ごわいか、そういった選手チームに打ち勝ってタイトルを取りたい」

【アルビレディース 橋川和晃監督】「最後に喜びや幸せを分かち合える、たくさんのサポーターが来てくると思うが、そういった人たちとクラブをつくり上げてきた人とみんなでいろんなものを分かち合える決勝戦にしたいと思う」

運命の一戦は14日、川崎市の等々力 陸上競技場で行われます。