トラックなどに灯油や重油が混じった不正な軽油が使われていないかどうか調べる抜き打ちの調査が、長野県内2か所で行われました。

調査は、不正軽油の流通を防ぐために県と県警が毎年行っているものです。


11日は県内の2か所で行われ、小海町の国道141号では、県の担当者がタンクから燃料を抜き取り、ドライバーに給油した場所や時期などを聞き取っていました。


東信県税事務所 課税課 米久保かほる係長:
「軽油には軽油引取税という税金がかかっておりますので、軽油に灯油などを混ぜること自体が脱税行為になります」

県によりますと、1リットルあたりおよそ32円の軽油引取税を免れようと、不正軽油を使うケースが全国的に後を絶たないということです。