1人でも多くの命を守れるような役割を

ガーディアン72 有馬朱美社長:
「位置情報の取得、これは間違いなくできた。それは本当に成功したと思います。実証実験を重ねて、1日でも早く実用化に向けていく」

来年5月の実用化を目指し町と有馬さんの会社では、改良を続けていくことにしています。

南三陸町の元職員 高橋一清さん:
「次の災害に間に合って、1人でも多くの命を守れるような役割をはたしてもらえたらいいので、いつ起きるか分からない次の災害までに、とにかく1日でも早く完成してほしいなと思っています」

開発を進める有馬さんは、沿岸部の学校や病院、福祉施設などでこのライフジャケットを使ってほしいと話していました。位置を特定するには専用の受信設備が必要で通信エリアをどのように広げていくかが課題の一つだということです。