燃料の価格高騰や運転士不足を背景に、長電バスは1年半後の路線バスの運賃値上げに向けて、申請の準備を始めることを明らかにしました。

長電バスによりますと、運賃の改定は2025年3月を予定していて、2024年3月に北陸信越運輸局に認可申請を行うとしています。

値上げの主な理由として、運転士不足解消のための待遇改善、燃料や部材などの価格高騰、コロナ禍で減少した運賃収入が完全には回復していないことを挙げています。

長電バスは、運転士の確保が非常に困難になっているとし、10月から路線バスを減便しています。

長電バスの値上げは、2019年の消費税率引き上げに伴う改定を除くと、2014年7月以来となります。