善光寺門前のブルワリーで、小布施町産の栗を使ったクラフトビールの製造が始まりました。
長野市大門町にあるマリカブルーイングは2021年11月に開業し、カフェやバーを兼ねた店舗で、クラフトビールを製造しています。

現在は2週間に1度ほどのペースで、リンゴやブドウ、ヨモギやジャスミンなど、様々な材料を使ったビールを作り続けていて、これまでに手がけたのは30種類。
31番目の原料に選んだのは小布施町の栗で、400リットルを醸造するために、焼き栗3キロのほか栗みつなどを用意しました。

10日と11日は、タンクの中に砕いた麦芽や栗を入れて熱を加え、でんぷんを糖に変える作業を行います。

マリカブルーイング代表・伊東大記(いとう・だいき)さん:
「甘くするというやり方もあるんですけど、今回作るスタイルがクリームエールというスタイルなので、どちらかというとすっきりして飲みやすい。(栗などを)入れるからにはその期待を裏切りたくない」
「ブドウを入れるんだったらブドウの香りとか味とかしてほしいというところはなるべく大事にしつつも、それだけがあっても面白くないので、意外性と言うか『意外とすごく苦い』とかそういう意外性をもって飲んでもらいたいので、毎回毎回そこにちょっと工夫を凝らしてます」
栗が入ったクラフトビールは1か月ほどで完成し、11月にはお披露目会を行うほか、長野駅周辺の飲食店でも提供を予定しています。














