白鳥が降り立つ自然豊かな人気スポットとして年間20万人以上が訪れる「福島潟」を擁す新潟市北区では、今後この電動キックボードのシェアリングサービスが始まるそうです。

福島潟にはマイカーで来る人が6割を占めていおり、アクセスするための2次交通の整備がこれまで課題となっていました。
【記者リポート】
「JR豊栄駅にバス停はいくつかありますが、福島潟を通るルートはありません」

シェアリング用の『電動キックボード』は、JR豊栄駅と福島潟、酒蔵の3か所に貸し出しできるステーションが設置される予定で北区の新たな2次交通として期待されています。
一方で懸念されるのが「交通ルール」です。
全国でも、キックボードによる事故や、免許が必要な種類のキックボードの無免許運転が発生しています。
今回、シェアリングの事業者と警察官は講習会での情報共有も行いました。

【新潟北署 神林修 交通課長】
「電動キックボードの性能について特性について学ぶことができたんじゃないかと、利用が増えれば違反だとか事故も増えてくるというところで、それらに的確に対応できるようにしっかりと備えていきたい」

期待とともにその利用についての課題もある『電動キックボード』。
シェアリングサービスは11月にテスト運用が行われ、来年3月から本格的に運用が始まります。