4月の県議会議員選挙で当選した議員57人の資産が公開され、平均は728万円余りでした。

県議会議員の所有資産は任期開始に合わせて報告することになっています。


対象は土地や建物、預貯金などで、株式や貸付・借入金などを除く議員57人の平均は728万円余りでした。


このうち最も多かったのは長野市選出の風間辰一議員で2851万円、次いで伊那市選出の酒井茂議員で2554万円、須坂市・上高井郡選出の小林君男議員で2285万円となっています。


平均金額は前回2019年の934万円をおよそ206万円下回り、不動産や預貯金を「なし」とした議員も12人いました。

県議会議員の資産公開は条例に基づいて行われ、公開対象は本人名義の土地や建物、預貯金や株式、有価証券やゴルフ場の会員権などです。


預貯金なしと申告した議員は今回12人いましたが、報告の対象は「定期」のみで、これについて議会事務局では「国会議員の資産公開に準じている」としています。

報告書は県庁や県議会のホームページで閲覧することができます。