水俣病の救済の対象にならなかった128人全員を水俣病と認定し、先月、大阪地裁が国などに賠償を命じた判決を不服として国が控訴する方向で最終調整していることが分かりました。

水俣病の症状がありながら救済の対象から除かれた128人は国や熊本県、原因企業の「チッソ」に損害賠償を求めていて、大阪地裁は先月27日、原告全員を水俣病と認定し、国などに1人あたり275万円の賠償を支払うよう命じました。

控訴の期限はあすで、「チッソ」は今月4日付で、すでに控訴しています。

関係者によりますと、国も判決を不服として控訴する方向で最終調整していることが分かりました。

一方、原告は一審の判決後にも被害者を早期に救済するよう求めていて、「控訴しないでほしい」と訴える声があがっています。