9月の岸田内閣改造で新たに就任した盛山正仁文部科学大臣が、世界遺産登録を目指す『佐渡島の金山』を視察し、歴史的価値などを確認しました。

【盛山正仁文科大臣】
「『佐渡島の金山』につきましては永岡前大臣から引継ぎを受けています。私としても世界遺産登録に向けてしっかり取り組んでいきたい

世界遺産登録を目指す『佐渡島の金山(さどのきんざん)』では、ユネスコの諮問機関であるイコモスが8月末に調査を行っており、来春にも調査結果が明らかにされる見込みです。

初めて佐渡を訪れたという盛山文科大臣は、新潟県の花角英世知事や佐渡氏の渡辺竜五市長とともに、『金山』やガイダンス施設である『きらりうむ佐渡』を視察。「佐渡島の金山」の歴史的な価値などを確認したということです。

【佐渡市 渡辺竜五市長】
「皆さんの熱い思いを国にぶつけていかなければ、国だってそんな簡単に動いてもらえないので、新潟県と一緒に何としても達成するんだと」

12日から佐渡市では、外務省や新潟県による駐日外交団の視察ツアーも行われる予定で、金山とともに食や自然などの“魅力”を発信していきたいとしています。