2019年の台風19号災害からまもなく4年となるのを前に、千曲川の決壊で大きな被害が出た長野市の長沼地区で、追悼と復興のつどいが開かれました。

長野市の長沼体育館で開かれたつどいには、地区の住民などおよそ200人が集まりました。

「黙とう」

長沼地区では2019年の台風19号災害で2人が亡くなっていて、参加者が全員で黙とうし、犠牲者を悼みました。

つどいは、台風での被害を風化させず記憶を後世につないでいこうと、住民自治協議会などが毎年開催しています。

きょうは、災害当時、ボランティアとして活動した茅野市出身で平昌オリンピック・スピードスケート女子500メートル金メダリストの小平奈緒さんが講演し、
復興への思いを語りました。

参加者は当時を振り返り、復興への思いを新たにしていました。