中国政府は建国記念日の国慶節などに合わせた8連休で、のべ8億人以上が中国国内を旅行し、観光収入は日本円で15兆円以上となり、いずれも新型コロナ感染拡大前の2019年と比べて増えたと発表しました。

中国では先月29日から今月6日まで中秋節と国慶節に伴う8連休の大型連休でしたが、文化旅行省はこの期間に国内を旅行した人は、のべ8億2600万人だとする推計値を発表しました。

新型コロナ感染が拡大する前の2019年と比べ、プラス4.1%になったということです。

また、観光収入もおよそ7534億元=日本円にして15兆円以上となり、2019年と比べてプラス1.5%になったとしています。

ただ、観光収入の伸びは旅行者数の伸びを下回っていて、消費の勢いが低調となっていることが伺えます。