中東イスラエルでのイスラム組織ハマスによる大規模な攻撃について、外務省は「罪のない一般市民に多大な被害が出ており、強く非難する」などと談話を発表しました。

7日、イスラエルでイスラム組織ハマスが3000発以上のロケット弾を発射し、イスラエル・パレスチナで合わせて400人以上の死者が出ています。

この攻撃について、外務省は「罪のない一般市民に多大な被害が出ており、強く非難する」との談話を発表しました。

一般市民を含む多数のイスラエル人がハマスなどに誘拐されたと報じられていることについては「早期の解放を強く求める」とした上で、ガザ地区でのイスラエル軍による報復攻撃についても「多数の死傷者が出ていることを深刻に憂慮する」とし、「これ以上の被害が生じないよう全ての当事者に最大限の自制を求める」としています。

また、在留邦人について「安全確保に万全を期していく」とし、「イスラエル、パレスチナ双方への働きかけを強化し、国際社会と連携し事態の早期沈静化に向けて尽力していく」と発表しました。