中国で開催中のアジア大会、富山県から4人の選手が出場しているハンドボール女子が日本ハンドボール界史上初の金メダルに輝きました。2013年から公式戦で18連敗していた韓国相手に大金星。富山県勢の活躍が光りました。
アジア大会ハンドボール女子決勝。富山県からは4人がメンバー入りしている黄色のユニフォームの日本は、ここまで18連敗中の宿敵韓国と対戦しました。
試合開始5分、日本はこの試合最初のファールを取られます。7メートルスローのキーパーには高岡向陵高校出身の守護神・犀藤菜穂選手。
コースを読んで防ぎ韓国の流れにはさせません。勢いに乗った日本は守備からの速攻でペースを作ると徐々に点差を広げます。
前半終了間際には同じく高岡向陵高校出身の笠井千香子選手もネットを揺らし前半を6点リードで折り返します。
後半も…笠井選手が再び速攻から得点。試合終了間際には犀藤選手が好セーブを連発。日本は強豪・韓国相手に一度も逆転を許さず29対19で大金星、ジュニアを除いて日本ハンドボール界史上初の国際大会金メダルに輝きました。
富山県勢ほかにも北原祐美選手は守備で貢献、そして決勝こそ出番がなかったものの大松澤彩香選手は準決勝までに活躍をみせ県勢が躍動した大会でした。