6日午前10時55分ごろ、高岡市の伏木富山港万葉ふ頭沖でイカ釣りをしていた34歳の男性から「シーカヤックで沖に出たところ、風が強くなってきたため、自力で帰れるか不安なので救助をお願いしたい」と伏木海上保安部に通報がありました。

伏木海上保安部は警備救難艇を出し、午前11時7分に男性を救難艇に引き揚げて救助しました。けがはありませんでした。

伏木海上保安部によりますと男性が救助された現場は、
万葉ふ頭から北東におよそ2・3キロの海上で、
午前11時ごろの天候は曇り、南西に風速3メートルの風が吹いていました。

男性は、午前6時ごろ国分海浜公園の浜からイカ釣りに出発。午前10時20分ごろに風が強くなって浜へ戻ることができず、近くの定置網につかまっていたということです。シーカヤックは長さ約3メートル90センチ、幅は約85センチでした。

伏木海上保安部は、小船で海へ出る際は天候の変化を確認し、危険を感じたらすぐに引き返すよう注意を呼びかけています。