山形県内に吹き荒れた風は祭りにも影響を与えました。
鶴岡市の祭りではプログラムの変更を余儀なくされました。

鶴岡市の「荘内大祭」は、明治10年に荘内神社が創建されたのを記念して始まったもので、140年以上続く伝統行事です。

5日から鶴岡市に暴風警報が発令されていたため、市内を巡る「大名行列」は中止となりました。

神事や奉納行事は荘内神社の参集殿で行われ、荘内藩甲冑武者隊による演目「酒井の太鼓」などが披露されました。
本来なら火薬を使った鉄砲隊の演舞ですが、6日は型のみを披露。
それでも堂々とした演舞に大勢の観客が見入っていました。
今年、祭りの口上を務めたのはこの人。

キャイ~ン・ウド鈴木さん「みんなが笑顔で日々を暮らしていくことを一番に願っておる!」

鶴岡市出身のタレント、ウド鈴木さんです。
酒井家初代の酒井忠次に扮し、得意芸「えびすくい」を披露すると会場は大盛り上がりとなりました。
キャイ~ン・ウド鈴木さん「酒井忠次公役をさせていただいたこと自体が誉れでございます」

この後、風が落ち着いたことなどから安全を確認したのち、規模を縮小して大名行列が行われました。
観客「すごくかっこいい時代劇そのもの」
荘内神社では6日午後9時までライトアップなど様々な催しが行われます。














