沖縄を訪れている中国の駐日大使が6日に玉城知事を表敬し、観光などの経済交流を通じて絆を深めていきたいとの考えを示しました。

県庁で面談した中国の呉江浩(ご・こうこう)駐日大使と玉城知事は、観光などの経済交流や人的交流など、平和的な協力関係が重要だとの認識で一致し、呉大使は「絆を更に深めていきたい」と話しました。

玉城知事
「常に私たち沖縄はアジア全体が平和であるから交流が続いていくものだということを基本にして、地域と地域との良好的な外交を続けていきたい」

呉江浩駐日中国大使
「いろいろと複雑な事情がありますけれども、平和的に協力していくというのは我々にとって唯一の正しい選択肢。沖縄ならではの特別な役割を果たしていただきたい」


呉大使はこのほか、中国からの観光客は、買い物中心から地域の文化を楽しむ趣向に変わりつつあると述べ、文化が色濃く残る沖縄の観光地としての魅力を評価していました。