22日、参議院議員選挙が公示され、大分選挙区にはこれまでに現職1人と新人5人が立候補しています。

定数1の大分選挙区に立候補したのは届け出順に、
無所属 新人・小手川裕市さん (55歳)
自民党 新人・古庄玄知さん (64歳)
NHK党 新人・二宮大造さん (51歳)
共産党 新人・山下魁さん (45歳)
国民民主党 現職・足立信也さん (65歳)
諸派 新人・重松雄子さん(63歳) の6人で、大分選挙区としては過去最多です。

(無所属・小手川裕市氏)「全力で県民の皆さんに訴えていきたい。格差是正や世界平和のために日本は何ができるのか」
元別府市職員の小手川さんは市民活動家として環境問題などに取り組んできました。格差社会の是正や自民党政治の打破などを訴えています。

(自民党・古庄玄知氏)「故郷、大分のために是非、私を働かせてください、恩返しをさせてください」
2016年の選挙では1090票差で足立さんに敗れた自民党・新人の古庄さんはおよそ500人が集まった出陣式で力強く決意を訴えました。

(NHK党・二宮大造氏)「大分県民の皆さまが団結して、これまで変わらなかった日本の政治をようやく変えるチャンスだと思いますので、ご協力をお願いします」
NHK党新人の二宮さんは国民に毎月10万円を支給する「ベーシックインカム」制度の導入を強く訴えます。選挙運動は行わず、SNSで政策を発信します。

(共産党・山下魁氏)「憲法のかかった大事な選挙、憲法をしっかり活かして物価の高騰、国民の暮らしを守る新しい政治を作っていく」
共産党新人の山下さんは憲法改正の阻止や消費税の減税などを訴え、比例票の上積みとともに支持拡大を呼びかけました。

(国民民主党・足立信也氏)「この国の安全保障・社会保障どんな姿がいいのか、みなさん私と一緒に考えてくれませんか」
国民民主党・現職の足立さんは4選を目指す戦いです。3期18年の実績と医療・福祉分野の専門知識をはじめとした未来志向の政策を訴えています。

(諸派・重松雄子氏)「何代も何代も日本が続くような、そういう国作りを微力ながら尽くしていきたい」
政治団体「参政党」から出馬した重松さんは大分市で第一声を上げ、教員や食育セミナー講師の経験から、安全で豊かな食環境の実現を訴えます。

参院選は22日の午後5時まで立候補を受け付けています。23日からは期日前投票が始まり、7月10日に投票と開票が行われます。