1位は、ネコ多頭飼育崩壊の家

3位から1位です。

3位「仙台市役所庁内でも雨水あふれる」
先月6日、県内は大雨となり名取市などの一部地区に警戒レベル4の避難指示が出されました。仙台市内もゲリラ豪雨に見舞われ、道路は川のようになりました。
宮城県庁の北側の道路ではマンホールから水が噴き出しました。

仙台市役所では3階に雨水が流れ込みました。排水溝が詰まった影響とみられ、職員が排水作業に追われました。

2位「学生が東北電力を質す」
今年6月から家庭向けの電気料金を平均25%あまり値上げした東北電力に対し、学生らでつくる団体が質問状を提出しました。過去最高の経常利益が予想される中でなぜ、電気料金の値下げを検討しないのかなどと質しました。

1位「ネコ多頭飼育崩壊」
38匹のネコが劣悪な環境で暮らす仙台市内の住宅。ネコの保護活動を行う女性に同行取材しました。

フッセジャパン仙台・阿部文子さん:
「異様な数。色々聞いたら、メスネコが出産すると、産んだそばからオスネコがくわえていって、食べちゃう。言葉を失いますよね」

ネコの毛やホコリが排泄物で固まった異様な光景。そして、強烈な臭いが充満していました。

記者:「うわぁ、すごい。アンモニアの臭いが…」

この住宅には70代の女性が一人で暮らしています。近隣住民は、この住宅から出る臭いや騒音について仙台市に相談したということですが、未だ解決には至っていません。およそ30分に渡る悪戦苦闘の末、なんとか捕獲に成功しました。

フッセジャパン仙台・阿部文子さん:
(Q、この子はこの後どうするんですか)
「動物病院に運んで、診てもらうようにします」

保護活動を行う阿部さんらは今後、残るネコたちの保護を進め、愛情を注いでくれる人たちに譲渡したいと考えています。