6月19日と20日には石川県能登地方で震度6弱と5強の地震が相次いで起きました。災害が来る前に、私たちはどんな準備ができるのか。浜松市のNPO法人が楽しみながら学べる「防災すごろく」を作りました。

<防災すごろく体験の様子>
「1、2、3、4、5、危険感じたらすぐに安全な場所に避難する。いいね」

皆さんが楽しそうに遊んでいるのが防災すごろく「KIZUNA」です。

防災すごろくを作ったのは、浜松市東区にあるNPO法人の理事長、河合洋子さんです。

<NPO法人 積志かがやきカフェ 河合洋子理事長>
「災害があった時、避難最小単位は家族であって、やっぱり家族みんなの防災力をあげないといけない言っていいうのがとても大きかったんです」

東日本大震災が起きた2011年、河合さんは浜松市内の小学校の校長でした。当時の児童の提案から被災した岩手県大船渡市の小学校との交流が始まりました。現地に何度も足を運ぶようになり、家族単位での防災力を上げることが重要だと痛感したそうです。教員を退職後、河合さんはNPO法人を立ち上げ「防災すごろく」を2022年になって完成させました。

やり方は普通のすごろくと一緒。さいころを振って駒が止まったところの質問に答えていきます。

先週、防災すごろくの体験会が開かれました。家族で避難ルートと避難場所を決めておこうという問いかけには?

<防災すごろく体験の様子>
「小学校に行かないで、まず公会堂へ集まって安否を確認しなければいけないの」「防災倉庫みたいのがあってね」

QRコードをスマートフォンで読み取ると…。

<防災すごろく体験の様子>
「ピピーていった」

知っているようで知らない防災知識を高めることもできます。

<防災すごろく体験の様子>
「300年前に水が来るって、水が来ないようにそこを掘ってそこに水を貯めるようにした」

ポテトスナックを水で戻すとポテトサラダになることなど災害時のミニ知識も学びました。

<NPO法人・積志かがやきカフェ 河合洋子理事長>
「いまできること、いま何をするか、発災してからでは遅いので、いまならやれる。それを体を通して自分で学んで自分でほしい。だから今でしょ」

<清水英之記者>
「防災について家族で何を話していいかわからないというのが本音だと思います。この防災すごろくにチャレンジして家族の絆まで深めてみてはいかがでしょうか」

この防災すごろくですが今後、1000円程度で販売をする予定です。