■第19回アジア競技大会中国 杭州(日本時間5日、大会12日目)
バドミントン各種目の準々決勝が行われ、混合ダブルスの渡辺勇大(26、BIPROGY)/東野有紗(27、BIPROGY)ペアが香港の鄧俊文(28)/謝影雪(31)ペアに2-0でストレート勝利。3位決定戦がないため銅メダル以上を確定させた。同種目では1970年バンコク大会で小島一平/竹中悦子が銅メダルを獲得して以来メダルは53年、遠ざかっていた。
東京五輪の3位決定戦と同じ顔合わせとなった戦いは第1ゲーム、香港ペアに先行されるも、5連続得点で逆転する。その後、香港選手に粘られたが東野のジャンプスマッシュや渡辺の強弱をつけたスマッシュで21-18と先制する。
第2ゲームは序盤、リードされるが渡辺の連続攻撃などで4連続得点で逆転し5-4とする。中々、主導権が握れず一進一退の攻防がつづくも、東野が前衛で積極的に攻撃し、21-18で勝利。ベスト4進出を決めた。