大型で非常に強い台風14号は、沖縄の南を西に進んでいます。先島諸島では、5日にかけてうねりを伴う高波に警戒し、強風に注意が必要です。
一方、北海道地方では、低気圧が発達しながら5日から6日にかけて北海道付近を通過する見込みで、大気の状態が非常に不安定となる見込みです。
台風14号は、4日午後9時には沖縄の南の北緯22度05分、東経122度00分にあって、1時間におよそ15キロの速さで西へ進んでいます。
中心の気圧は940ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は45メートル、最大瞬間風速は65メートルで中心から半径165キロ以内では風速25メートル以上の暴風となっています。
また、中心の北西側560キロ以内と南東側440キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いています。
その後の詳しい進路予報です。
5日午後9時には台湾海峡の北緯22度10分、東経119度40分を中心とする半径80キロの円内に達する見込みです。
中心の気圧は975ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は35メートル、最大瞬間風速は50メートルが予想されます。
予報円の中心の北側260キロ以内と南側150キロ以内では風速25メートル以上の暴風域に入るおそれがあります。