飼ったら最後まで責任をもってほしい…

県内のほかにも、石川県や岐阜県からも里親の希望は寄せられているということです。しかし、まだ11匹の柴犬は里親が見つかっていません。

しっぽのこころ 宇多利美さん:「ペットショップであり、保護犬であり、保護猫であり、1度飼育を決めた子に関しては終生飼育を必ずしてほしいのと、みんなが笑顔の出るおうちに行ってくれて、また譲渡会とかに遊びに来てくれるのが一番嬉しいですね、それを目指しています」

ペットを飼ったら最後まで責任を持ってほしい。命を預かる飼い主の責任も問われています。

こうした全国の動物保護団体などの努力で里親を希望する人たちが増えたこともあり、保健所で引き取られた保護犬、保護猫のうち殺処分される割合は、9年前と比べて、10分の1以下にまで減ったそうです。

しっぽのこころによりますと、柴犬たちの次回の譲渡会は11月中の開催を予定していて、年内最後となるそうです。ただ、柴犬の譲渡会を開催するには、ある程度スペースのある会場を用意する必要があり、11月の次は3月の開催となります。

譲渡会の詳細については、しっぽのこころのインスタグラムやホームページをご覧ください。