デジタル技術に精通する人材を育てようと、金沢市の人材派遣会社が北陸3県で初めてとなるITプログラマーの養成校を創設します。
若年層の人口減少に伴い最新のデジタル技術を駆使する働き手が減っていて、経済産業省の調査では2030年に、全国で最大80万人の“デジタル人材”が不足する可能性があります。
こうした状況を見据え、総合人材サービス業のエー・オー・シーは金沢市駅西本町に新社屋を構え、北陸3県初のITプログラマー養成スクールを創設します。アプリやソフトを組み合わせて経営の効率化を図る「アーキテクト」分野での人材育成を目指します。
エー・オー・シーの担当者
「AIが作ったアプリなどを組み合わせる仕事は人間が行っていく領域だと考えている。ITアーキテクトの人々にさまざまな分野・企業で今後活躍してもらう、その一歩目となれば」
養成スクールは来年2月に開校予定で、初年度の生徒数は20人を見込んでいます。