列車内で宮沢賢治の世界観をテーマにしたイラストを展示した特別列車を三陸鉄道が運行することになり、3日、岩手県宮古市で列車がお披露目されました。
三陸鉄道の「イーハトーブ列車」は、乗客に車窓からの景色とあわせてイラストも楽しんでもらうと企画されました。
車内に展示されるイラストは全国から募集したもので、プロからアマチュアまで73点の応募がありました。このうち13点は三陸鉄道の来年のカレンダーのデザインにも採用されていて、カレンダーは3日から宮古駅やオンラインショップで販売されています。
三陸鉄道の石川義晃社長は、「これから秋のいい季節になるので絵と車窓の景色を楽しみながら乗っていただきたい」と話していました。

イーハトーブ列車は、4日から10月末まで毎日、久慈駅と大船渡市の盛駅の間を1日1往復します。