島根県に入った連絡によりますと、松江市内の飲食店を利用した人が下痢などの症状を訴えていることが分かり、松江保健所はこの施設が原因の食中毒と断定し、4日間の営業停止処分にしました。

処分を受けたのは松江市内の和食店で、市内の60歳代と70歳代の男女1グループ13人が、9月29日にこの店で食事した後、当日夜から翌日午前中にかけて下痢や吐き気、発熱などの症状を訴えました。入院した人はなく、全員快方に向かっているということです。

食中毒の原因は調査中ですが、保健所はこの店を4日間の営業停止処分にしました。

松江市内の食中毒発生は今年に入ってから初めてで、調理前には手をよく洗うことや食材を十分加熱することなど保健所が注意を呼び掛けています。