日本銀行松本支店は長野県内企業の景気判断について、非製造業を中心に「幾分改善している」との見方を示しました。

日銀松本支店が公表した短観=企業短期経済観測調査によりますと、景気が「良い」と答えた企業から「悪い」と答えた企業を引いた業況判断指数は「プラス5」で6月の調査から3ポイント上向きました。

このうち、製造業は、自動車関連部品の需要が拡大したことなどから1ポイント改善して「マイナス1」となりました。

一方、非製造業は、インバウンドや団体旅行の需要の回復などにより、5ポイント上がって「プラス12」と、およそ32年ぶりの高い水準となりました。
先行きについては、コストの上昇や人手不足への懸念などから「慎重な動きが見られる」として3ポイント下がって「プラス2」の見込みとしました。














