IGRいわて銀河鉄道は2日、駅や線路上で事故が起きた場合に利用客を適切に救助するための訓練を岩手県内各地で行いました。

岩手町のいわて沼宮内駅では、「スマホを使いながらホームを歩いていた客が線路に転落した」という想定で訓練が行われました。
訓練では、駅に入ってくる車両を緊急停止させて、転落した人を助け出しました。
この訓練はIGRが2002年の創業以来、毎年秋に行っているもので、2日は県内の5つの地点で様々な場面を想定した訓練が実施されました。

(IGRいわて銀河鉄道 鈴木敦 社長)
「百聞は一見に如かずと言うように実際に実感できる訓練だと思っている。異常時に対応した場合の力になる」

IGRの駅では過去に利用客の線路への転落が起きていて、万が一転落した場合は慌てずに助けを求めるよう呼びかけています。