■MLB エンゼルスーアスレチックス(日本時間1日、エンゼル・スタジアム)

エンゼルスの大谷翔平(29)が右ひじ手術後初めて姿を見せ、13日ぶりに本拠地・エンゼル・スタジアムに登場した。試合前に選手間による投票のチームMVPの表彰式があり、大谷が3年連続MVPに輝いた。

エンゼルスのパーカー姿がグラウンド上に現われると本拠地のファンはスタンディングオべーションで迎えた。右手はギプスで固定されているのかやや動きにくそうな素振りを見せ左手でグータッチを行った。それでも表彰式ではMVPのトロフィーが送られると笑顔を見せ、ファンの声援に答えていた。

大谷は今季、打者成績は打率.304、44本塁打、95打点、20盗塁。投手成績は10勝5敗、防御率3.14、167奪三振。2年連続の2桁勝利となったが、規定投球回には到達できず。打撃ではすでに規定打席に達しており、打率は.304と初めて打率3割をクリアした。

9月20日(日本時間)に2度目の右ひじ手術を受け、術後の状態が心配されていたが、13日ぶりに笑顔の大谷が見られた。ア・リーグは10月2日(日本時間)に全てのチームが最終戦、1日(日本時間)の試合では3位のA.ガルシア(30、レンジャーズ)、4位のA.ジャッジ(31、ヤンキース)共にホームランは出なかった。大谷の日本人選手初のホームランキングの期待もかかる。

【ア・リーグ本塁打】
1位 44本 大谷翔平(エンゼルス)負傷者リスト入り
2位 39本 L.ロバートJr(ホワイトソックス)負傷者リスト入り
3位 38本  A.ガルシア(レンジャーズ)残り1試合
4位 37本 A.ジャッジ(ヤンキース)残り1試合
5位 33本 R.デバース(レッドソックス)残り1試合