厳しい残暑となった今年は、9月の平均気温が県内各地で記録を更新し、長野市では過去135年で最も暑くなりました。

気象庁の統計によりますと、9月の平均気温は、県内30の観測地点のうち野沢温泉が過去2番目(21.5度で2007年を0.1度下回る)となったほかは、すべての地点で過去最高を記録しました。

最も統計が古い長野は平均が24.5度で、これまでで最も高かった2012年の23.4度を1.1度上回り、1889年からの135年間で最も暑くなりました。

松本は2007年の22.7度を1.6度上回る24.3度、飯田は2019年の23.2度を1.1度上回る24.4度で、こちらも1898年の統計開始から126年の記録を更新しています。

10月2日以降は、気温が平年並みまで下がる見込みで、肌寒く感じられそうです。

(※月間平均気温:毎時計測して平均を出す1日の平均気温を、月間で平均したもの)