■プロ野球 DeNA5ー3阪神 (29日 横浜スタジアム)

阪神は2連敗で84勝51敗5分の貯金33、DeNA戦は5連敗でシーズンを終わった。今季このカードは13勝12敗で2年ぶりに勝ち越しはしている。

3ー5で迎えた9回に7番手・ウェルデンケンに対して1死から近本がヒット、中野の三ゴロを宮崎がファンブルし一・二塁から代打・糸原は投ゴロ併殺打に終わった。

DeNAの先発・石田に対して打線は1回は近本、中野、森下と三者凡退に終わる。

先発・青柳晃洋(29)は今季18度目の登板で試合前まで8勝5敗、防御率4.39。今季DeNA戦は6試合5勝1敗、防御率3.28。

青柳は1回2死から佐野と牧に連続四球から宮崎にライトへタイムリーを打ち返され1点を先制される。

2回の攻撃で先頭・大山がレフトスタンド最上段に3試合連続18号ソロを放り込み、1ー1の同点に追いつく。佐藤輝がツーベース、坂本の死球で1死一・三塁とすると木浪がセンターへ犠飛を打ち上げ、2ー1と勝ち越す。

青柳は2回に山本に四球、石田に死球、関根に四球で2死満塁から佐野を左飛に打ち取った。

打線は4回に先頭・佐藤輝がツーベース、ノイジーの右飛で1死三塁に。坂本がレフトへ犠飛をキッチリ打って、3ー1とする。

青柳がピリッとしない。4回に2つの四球に自身の牽制悪送球と暴投で1死一・三塁とすると関根にセンターへタイムリー、佐野にライトへ犠飛を浴び3ー3の同点に追いつかれる。

さらに牧に160安打目のヒットを打たれ、2死一・三塁から宮崎にライトへタイムリーツーベースを打たれ3ー4と逆転される。青柳は4回を110球、5安打、7四死球の4失点(自責4)で降板。

5回の攻撃で代打・ミエセス、近本、中野の3連打で無死満塁に。森下は空振り三振、大山は見逃し三振、佐藤輝は空振り三振でチャンスをものにできず。中野は162安打目。

5回は岡留がヒットを打たれるも無失点に抑える。6回は及川が1死から佐野にヒットを打たれ加治屋に交代。加治屋が牧に161安打目で1死一・二塁も宮崎を遊ゴロ併殺打に取る。

7回は5番手・馬場が楠本、山本、桑原を三者凡退に抑える。

8回は代打・ブルワーが代打・藤田に四球、自身の暴投に林の一ゴロで1死三塁に。関根の二ゴロを中野が本塁へ野選で3ー5となる。

青柳は自身2連敗の6敗目(8勝)を喫した。