地元の有志が整備をしている長野県箕輪町の畑で、赤ソバの花が見ごろを迎えています。

広大な敷地一面に広がる鮮やかなピンク色。


箕輪町上古田(かみふるた)の山ぎわの斜面に咲いているのは、「高嶺(たかね)ルビー」と呼ばれる赤ソバの花です。

観光の名所にしようと、地元の有志が遊休農地を使って栽培を続けていて、いまは4ヘクタールを超えるまでになりました。


遠くに南アルプスを望むロケーションを求めて、29日も県の内外から大勢の人が訪れ、秋晴れの青空をバックに写真を撮るなどしていました。

塩尻から来た観光客:
「本当に素晴らしい。ちょうどいい天気できれいですね」


福井から来た観光客:
「日本一の赤ソバですからね。来てよかったです」

古田の里 赤そばの会 押野光会長:
「暑さで淡いピンクの色が多かったが、ここ数日寒さが増してきて色が赤くなってきた。自然に囲まれた赤ソバ畑なので心を癒すような心持ちで楽しんでいただきたい」


全国的にも珍しいヒマラヤ原産の赤ソバの花は、10月中旬まで楽しめるということです。