ごみ処理施設に関する情報公開をめぐって、強要未遂の疑いで永原穰二町長が告訴・告発された大任町は、告訴・告発した田川市長と田川市議7人を虚偽告訴の疑いで告訴する方針を示しました。永原町長は「印象操作だ」「犯罪者に仕立てようとしている」と主張しています。
◆大任町長「印象操作」と繰り返す

大任町議会の全員協議会は29日午前10時から非公開で開かれ、永原町長が田川市の村上卓哉市長と田川市議7人を虚偽告訴の疑いで10月中に福岡地検に告訴する方針を説明しました。
永原譲二町長「印象操作しながら犯罪者に仕立てようとしている意図を感じるから、大任町としてはしっかりと対抗していく」
田川市の村上市長は9月、ごみ処理施設に関する文書の情報公開をめぐり、そのまま請求に応じた場合、施設を建設する組合から出ていくよう求められたなどとして、組合長を務める永原町長を強要未遂の疑いで刑事告訴、田川市議7人は刑事告発しています。
◆田川市長が公開した「録音データ」では

永原町長は「圧力をかけた覚えは一切ない」としたうえで、「録音と書き起こした文書をみていただけたら分かる」と説明しました。永原町長が言う録音のデータでは…
永原町長の音声を録音したデータ「それを出したらお前、今後すべての行政、全部破綻するぞ。信頼関係なくなるよ。いいんかち。それで」
田川市の村上市長は、永原町長が告訴する方針を示したことについて、「詳しい内容は分からないため現時点ではコメントのしようがない」としています。














