高齢者に交通安全に対する意識を高めてもらおうと、交通ルールを競技に取り入れたゲートボール大会が29日、盛岡市で開かれました。

「盛岡市交通安全ゲートボール大会」は、競技をしながら交通ルールを学んでもらおうと開かれているもので、今年で44回目を迎えました。今年の大会は60歳以上のメンバーでつくる11チーム、55人が参加しました。基本的なルールは通常のゲートボールと変わりませんが、交通安全の意識向上を目的にコートのラインを横断歩道に見立て、出入りする際に手を挙げて左右を確認しなければなりません。判定は交通指導員が行い、ルールに違反した場合は警告や減点の対象となります。参加者たちはゲートボールを楽しみながら交通安全への誓いを新たにしていました。