去年岩手県が示した最大クラスの津波被害想定を受けた久慈市の新たな津波避難計画が策定され、28日の市の会議で承認されました。
28日に開かれた会議には、市の職員や消防・警察の関係者などおよそ30人が参加しました。市が策定した「津波避難計画」では、新たに指定緊急避難場所までの避難が間に合わない場合を想定して、浸水想定区域の外側に「避難目標地点」を設定しました。また避難の手段についてはこれまで通り徒歩を原則とする一方で、地域の実情に応じて車での避難方法を検討していくと記しました。28日の会議で計画は承認され、市は来月中旬に今回の計画を反映した「津波避難計画図」を全世帯に配布し、住民への周知を図る方針です。