■第19回アジア競技大会中国 杭州(日本時間29日、大会6日目)
小雨が降る中、行われた男子400ⅿ予選。予選2組の日本記録保持者でアジア選手権覇者の佐藤拳太郎(28、富士通)は45秒57、予選3組の佐藤風雅(27、ミズノ)が45秒56でそれぞれ組1着で決勝進出を果たした。
佐藤拳は200ⅿを2番手で通過すると、最後の直線で追い上げてくる選手を振り切り、45秒57をマークし1着でゴール。決勝進出条件は各組2着+3着以下のタイム上位2人。
レース後、佐藤拳は「お客さんの数もすごいし、歓声もすごいし、気分が高揚します。日本記録更新を狙って準備をしていきたい」と決勝にむけて気合をいれた。
金メダルを獲得すれば1986年ソウル大会の高野進以来37年ぶりとなる。
決勝は30日に行われる。