現場を離れた看護師の再就職を支援する研修会が飯田市の病院で始まりました。

飯田市立病院で28日から始まった看護師の再就職を支援する研修会。

看護現場への復帰や技能向上を目指すために、飯田下伊那地域の8つの病院と県看護協会が開いていて、今年は15人が参加しています。

看護師不足は全国的な課題で、結婚や子育てなどの事情から、資格があっても働いていない「潜在看護師」の職場復帰が期待されています。


合計4日間の研修会では、最新の医療・看護の知識や採血などの実技、感染管理などを幅広く学びます。

参加者:
「離職してしばらくたっていて、知識とかも忘れているので復習したいというのと、最近どんな医療があるのか知りたくて研修に参加した」


参加者:
「現場に出て実践も必要だと思うが、知識がなければ何も基礎から身につけないといけないと思うので、とてもありがたいと思う」

研修会は10月19日までで、看護現場への復帰に向けた各病院との面談も行われるということです。