南シナ海での領有権をめぐり中国とフィリピンの対立が深まるなか、フィリピン海軍は来月2日からアメリカとの合同軍事演習を実施すると発表しました。日本の海上自衛隊なども参加する予定です。

フィリピン海軍は27日、北部・ルソン島の周辺海域で、アメリカ軍との合同軍事演習を来月2日から13日まで実施すると発表しました。演習には海上自衛隊のほかオーストラリアやイギリスの海軍も参加し、相互の運用性のさらなる向上を目指すということです。

南シナ海では中国とフィリピンによる領有権争いが続いていて、今月も中国側がブイとみられる「障害物」を設置したことにフィリピン側が抗議し撤去するなど、対立が一層、深まっています。

フィリピンは軍事的圧力を強める中国に対抗しようとアメリカや日本との安全保障面での連携強化を進めていて、今回の演習を通じ中国をけん制する狙いがあるとみられます。