日本茶輸出の先駆者で、幕末の貿易商・大浦慶の研究を深めようと、来月から関連する史料や論文が募集されることになりました。

日本茶を海外に初めて輸出した幕末の貿易商・大浦 慶。
日本茶輸出の歴史と、大浦慶の功績を研究している歴史研究会では、長崎学の発展につなげようと、関連する史料や論文を募集することにしました。

大浦慶が初めて日本茶を輸出した際の記録などが対象で、総額100万円の賞金を設け、研究者だけでなく一般からも広く募集します。

長崎・大浦慶 日本茶輸出歴史研究会 前田 拓 代表:
「ご自宅に古い資料で残っている可能性もあります。それがもしかしたら、初めての史料かもしれない。探してみていただいたら、ありがたいと思います」

募集は来月1日から始まり、ウェブサイトから応募できるということです。