岩手県は、所有する旧県立盛岡短期大学跡地(盛岡市住吉町)に福祉総合相談センター(同市本町通)と県民生活センター(同市中央通)を移転します。いずれも2027年度中の開所を予定しています。

 県によりますと、両センターは約1万7000平方メートルの跡地のうち、約7000平方メートルに移転整備されます。建物は延べ床面積が5000平方メートルほどと想定されています。現在の建物はいずれも築年数が約40年から50年経過して老朽化しているとともに、児童相談所や消費生活センターの機能に寄せられる相談件数の増加・複雑化への対応が課題となっていました。