青森県藤崎町のリンゴ畑で約300個のリンゴがもぎ取られているのが見つかり、警察が窃盗事件として捜査しています。
リンゴが盗まれたのは藤崎町林崎のリンゴ畑で、栽培されていた早生ふじの「ほのか」が約300個(時価3万円相当)が木からもぎ取られているのを所有者の男性(55)が見つけました。警察によりますと所有者の男性は8月1日の午前7時ごろにリンゴが木になっていることを確認していましたが、8月17日の午前6時ごろ畑を訪れた際にリンゴがなくなっていたということです。
盗まれた「ほのか」は「ふじ」の早熟系統で「ふじ」よりも1か月程度早く収穫できる品種ですが、9月下旬から10月中旬にかけてが主な収穫期で、盗まれたリンゴは“熟していなかった”と見られています。
弘前警察署管内でのリンゴの盗難は今シーズン初めてです。これから本格的な収穫期を迎えるため警察は周辺のパトロールを強化して警戒を強めています。